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みんなの「展覧会を終えて」ブログ


『新東京物語』その後

2008/10/06 22:14
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展覧会で活躍した展示台、5台のうち2台を
『エコギャラリー新宿』さんに寄贈させていただいたところ、
10月の展示で1台を使ってくださっていました。

『新東京物語』は終了したけれど、
脈々と何かがどこかで息づいているのかもしれない、
そんな想いをお伝えすると供に
管理人の私は年末に東京を離れ、
奈良に移動することを決めておりますが、
新天地に落ち着いたら、『新東京物語Part2』を、
ぜひ当地で行いたい意向であることをお知らせして、
これにて本当に
『新東京物語』おふぃしゃるブログの更新を終了いたします。

今までありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう!

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管理人5*の近況はこちらにて綴っております。
気が向いたらフラッとアクセスくださいね。


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新宿の森で

2008/09/22 16:51
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『The etude for Neeju-ku』
タロットカード裏面のためのエチュード


「はぁ〜。よくこんな大都会で頑張ってきたよね…」
東京で一番古い友人が『新東京物語』を観に来た帰り、
新宿中央公園をトコトコと歩きながら、
空を貫くばかりの都庁を見上げ、ため息まじりに言いました。
「うん。私の家は、この公園を抜けた向こう側。すぐそこ」
隣を歩く私が言うと、すぐさま友人は、
「ふぅ。あのギャラリーは素晴らしいロケーションだよね」
その時、新宿の緑濃い公園の森ではヒグラシがザワザワ〜と響き、
夏の終わりと秋の始まりを告げておりました。
展覧会最終日の1コマです。

『新東京物語』が終わって幾日、
9月も残すところわずかとなりました。
秋がいよいよ深まりを帯び、
あの6日間はまさに夏と共に去っていったと感じますが、
ときどき ご来場のみなさまから頂戴した言葉が思い出されます。

「公園の緑の中を歩いてギャラリーへ向かう。
 このときから“物語”は始まっていたんですね。
 展覧会は小宇宙のようでした」

「ギャラリーを出ると、突然に音が戻ってきました。
 なかなか不思議な空間でした」

「新宿のど真ん中に、こんな森があるなんて知らなかった!
 居心地のいい展覧会でした」

私が『新東京物語』の会場を、
新宿中央公園内の「エコギャラリー新宿」に選んだのは他でもない、
私が描いた『タロット☆ニージュ区物語』の主たる舞台だから。
22枚の作品のうち半分の舞台が公園となっているように、
私はこの公園が、いえ、人工の森が大好きです。
森があったから、森に一目惚れしたから、
私は西新宿の十二社(じゅうにそう)と呼ばれる土地に暮らすことを決めました。

高層ビル街の隅っこにある十二社。
不思議なことに、いつの頃からか私は
この土地に“水の気配”を感じるようになりました。
まるで水の流れに漂う浮遊感…。この感覚はなんだろう?
土地のことを調べてみると、
かつては「淀橋浄水場」があったこと、
遠く江戸には広重が「江戸百景」にも描いたという
大きな池と滝があったことがわかりました。
浮遊感は水に関わってきた土地ゆえか〜
私の絵の中に「魚」がよく登場するのはそんなわけなんです。

今では町の様子は一変、埋め立てが進み、高層ビルが建ち並び、
水の名残りはバス停の名に残るだけで、ほとんど見られませんが、
実は「エコギャラリー新宿」が位置するところに、
かつての名滝「十二社の滝」があったといわれています。
また公園の森には、いくつかの水飲み場と
「新宿白糸の滝」と「新宿ナイアガラの滝」という、
ふたつの人工の滝が造られていて、今も森を潤します。

『新東京物語』を観に来てくれた京都の友人が、
公園の森を散歩しながら、こんなことを思ったそうです。
「人って、水場、水場に集まるんやなぁ。
 水があるところに人が集ってるわ〜」

『新東京物語』は6日間という短い会期にもかかわらず、
521人という来場者に恵まれ、
盛況のうちに終了することができました。
本当に幸運なことで、なんだか私は
幻の「十二社の滝」のエネルギーが
ギャラリーに満ちていた、そんな気がしてならないのです。
「水の力」に人々が吸い寄せられるかのごとく、
展覧会が「水場」になったのではないか…と。

また、展覧会の設営にあたり、ギャラリーの壁面の一部を取り外し、
外から展覧会の様子が見えるようにしたことも幸いしました。
水場に集まるように、何人もの方が散歩の途中で立ち寄ってくださいましたし、
ギャラリー内からも公園の緑が見えたことで、場が和やかになりました。
ご来場くださった皆様には今一度、心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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そうして忘れてならないのが
水をイメージさせるためのカヌーを2艇、
WORKSさんとkaffeeさんに展示協力いただけたこと、
18名のクリエーターさんが
「それぞれの東京物語」を手に集まってくださったこと。
全てが水のように流れ、潤っていました。
みなさんは一人ぽっちで東京にやってきた私が
この地で縁あった方ばかり、まさにお一人お一人が「私の東京物語」。
掛替えのない物語をありがとうございました!

大都会・西新宿は十二社に暮らして13年。
へこたれずに根を張れたのは、
「目に見えないもの」を感じられたおかげだと思っています。
それは人の心であり、
水をはじめとする自然のエネルギー。
「全ての目に見えるもの」は「見えないものの結果」と言うように
私は『タロット☆ニージュ区物語』に見えないもの=神秘を残しました。
が、それは自身の技というより、
十二社の浮遊感がくれた恵みである、そう思えてなりません。

展覧会を開催するにあたり、
ひとつの問いかけを何度も繰り返しました。
「あたなにとって東京とは?」
私の答えは「東京を見つめるアート展『新東京物語』」で
再認識することとなりました。
当の展覧会は終了し、和やかな空間は消えてなくなりましたが、
確実に残ったものがある、それはやはり目には見えないもの、です。
十二社から池や滝が消え、高層ビルが建ち並び、
まったくに風景が変わっても変わらないもの、
それが「私の東京」。


『新東京物語』は終了しましたが、
展覧会に関わった方々の物語はそれぞれに続く、
終わらないのです、物語は。
が、当ブログの更新は一区切り、ピリオドを打ちましょう。
とはいえ今後もずっとブログ自体は存続しますので、
時折フラリと遊びに来てくださいね。
ヘタク書な文章とユルイ写真ばかりでお目汚しではございますが。

更新を続けてきた私は11月5日から2週間、
代官山のアートラッシュで、
いよいよ東京のフィナーレ個展『さよなら。東京』を予定しております。
次にお会いできるご縁を楽しみに、 それでは
みなさま ごきげんよう〜!

『新東京物語』幕

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2008年9月20日 「熊野神社大祭」十二社 於て

5*

参考リンク
★『十二社・幻の池と滝」広重の錦絵もあります
★『エコギャラリー新宿』 天井が高く設備が整った区民ギャラリーです。おすすめ!
★5*のブログ『cinemazoo』今後はこちらにもどります

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新東京アルバム

2008/09/20 23:08
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▲Click!

展覧会の写真アルバムを作りました。
設営から展示風景、宴会で盛り上がる様子、子どもたちの笑顔など、
『新東京物語』で綴られた小さな物語の数々を
日々のお時間の合間に ちょこっとご覧くだされば幸いです。

アルバム『新東京物語』

携帯電話はこちら


5*

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動画で『新東京』を見てみよう

2008/09/20 00:19


新東京物語〜序章〜





新東京物語 〜第一章〜 私の東京物語





新東京物語 〜第二章〜 タロット☆ニージュ区物語




ヘタクショでご免なすって〜!

5*

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「新東京」18名の作家さんへ

2008/09/18 21:25
6日間の展覧会中、主催者の私は毎日会場におりましたので、
疲れたでしょ?
と、友人たちは労をねぎらってくれます。
確かに。
正直なところ体はバテておりましたが、
面白かったです、ホント!
500人もの来場者と直に接することができたのです!
観に来てくださったお客さまとのお話も楽しかったし、
18通りの「東京」を違った角度で毎日見られたのも
6日間という時間のおかげなんですね。
つまり、展覧会で一番オイシイ想いをしたのは、
当然ながら私ということになります。
他のみなさんにもおすそわけしなければっ。

というわけで参加作家18名さんそれぞれに「物語報告」です!
ちなみに紹介順は私が写真撮影した順です。他意はありませんよ〜。
では、どうぞ〜!

         
※ 掲載画像の無断転用を禁止します (c)新東京物語/2008

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「東京ガエル」を展示くださったのは草薙能子さん。
身体の丸い模様がひとうひとつ独立しているのが「東京ガエル」の特徴だとか。
展覧会中、カエル好きの女性が多数来場され、
「きゃーん♪ カワイイ♪」
とみなさん雄叫びをあげておられました。
草薙さんの関連サイト

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世界に一人のハンドメイド・ボール作家の原政人さんは、
ボールペンの自分史を展示くださいました。
メカニックなデザインは男のコ心をくすぐるのでしょう、
「カッコイイ!」と大人の男性が惚れ惚れ。
特大のボールペンは子どもたちに「すごい!」と大人気でありました。
原さんのサイト

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東田さんの作品は「四谷」のなつかしい風景とご自身の制作環境。
異国情緒がただよう「東京」に目を留められる方がたくさんいらっしゃいました。
「作品をもっと見たい!」と
東田さんが参加されている『昭和レトロ展』のDMを手にされる方が多く、
あっという間になくなってしまいました。
東田さんのサイト

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「あまったれパンダ」。
作者の藤田ヒロコさんは「小品しかできなかった〜」とこぼしてましたが、
「これ、最高だよ!」と絶賛される方多し。特にデザイン系の業界人にウケてました。
10月に予定されている個展のDMがカワイイと好評で
「観にいきたい!」と話される方が何人もいらっしゃいました。
藤田さんのサイト

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2作品を展示くださったのは湯浅紀美子さん。
和のタッチで描かれた中にアクセサリーが組まれているのを観て、
「こういうアイデアっていいわね〜」と大好評でした。
湯浅さんのサイト

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あべ夏さんは元気でニヒルな江戸っこ猫。
会場へフラッと立ち寄られたお客さまの中には
「谷中の『猫町』で観た!」という
“あべファン”の方が何人もいらしゃいました。
あべさんのサイト

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東京の日常を楽しく見せてくださったのは うえだしげこさん。
主婦の共感を得たのが「掃除機を楽しそうにかけている女性」で、
「これ、ほしいな〜」の声がたくさんありました!
うえださんのサイト

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久野昌一さんの「東京ウサギ」がいるのは…?
「あ!スバルビルの『新宿の目』だ!」
新宿通の人にウケてました。それと、やはり鼻水に注目が!
「鼻水が上向いてるなんて、不思議〜」と話題騒然!
久野さんのサイト
※久野さんへ私信
搬出のときペーパーバックとクッション材を無くしてしまってゴメンナサイ。


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ズバリ! 「私の東京物語」を“一枚”に散りばめてくださったのは
写真家の迫川尚子さん。
副店長をなさっているお店「ベルク」の書籍が
ただいま全国書店で好評発売中♪ ということで、まさに“時の人”。
「あ、ベルクの人?」「ベルク、いいお店ですよね〜」などなど、
帰りにベルクへ立ち寄られる方も多数いらっしゃいました。
迫川さんのお店「ベルク」のサイト
Amazon「新宿駅最後の小さなお店ベルク」

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私・5*SEASONの「東京」です。
手のひらサイズの小さな本に「東京」を詰め込んでみました。
展示Aの『タロット〜』とはまた違った、お気楽な内容に
ププ〜と笑いがおこっておりました。
5*SEASONのサイト

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ドームの中の東京タワー。川口喜久雄さんの作品。
このほか全8点を展示いただきました。
精巧なシルエット・オブジェに感動される方が多く、
「どうやって作ってるんですか?」と質問攻めに合ってしまいました。
・・・うまく応えられなくって、スミマセン。。。
川口さんのサイト
※川口さんの作品は「ジブリ美術館」でも御覧いただけます


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「東京生まれで東京育ちだから
 『東京って何だろう』なんて考えたことなかった〜」
というEMMAさんの『東京タワーガール』。
ポップな東京キャラが20代と思われる女性に好評で、
「ケータイの待ち受けに使いたいぐらいです」とか
「作家さんの携帯サイトってないんですか? PCやってないので…」
こんな声がありました。
EMMAさんのサイト

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バリ島のお面をライフワークになさっている藤沢芳子さんが、
キツネ面を童画にしてくださいました。
「今後もキツネ面を大切に描いていきたい」
藤沢さんの新境地を一目見ようと、
連日お客さまが続々とお越しくださいました。
藤沢さんのブログ

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工事現場を囲うホワイトボードを切り取り写真集にしてくださったのは岩切等さん。
クールなショットを淡々とめくる読者…
なのに、所々で「フッ」と笑い声がこぼれてくるのは何故?
犯人はホワイトボードに掲示されている看板やポスター!
「愛しているから」なんて、どこの工事現場?
岩切さんのDVD『TOKYO CRANES』
※岩切さんへ私信
売れっ子フォトグラファーにお茶っぱの買い出し、湯飲み洗いなどをさせてしまってゴメンナサイ。
でも慣れている感じがスキ。


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河合美波さんの「東京」は山手線と中央線。
イラストレーターならではの着眼点!
“電車のようなもの”に実際の車両の色が付いていて
観た人から「なるほどね〜」の声があがっておりました。
美波さんのサイト

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「ビル風」。
東京の美女を描いてくださったのは城芽ハヤトさん。
「目が色っぽいっ!」と男性陣から歓声が!
作品もさることながら城芽さんが主催されている、
平和の絵はがき展『ピースカード』のお問い合わせも多かったです。
城芽さんのサイト
「ピースカード」サイト

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展示台、カヌー、そして5*SEASON展の額と
お世話になりっぱなしの木工ユニット「WORKS&kaffee」の二人組。
木工製作はかくも男心を鷲掴みにするのかっ?
WORKSさんのカナディアンカヌーは信者になる男子が続出!
kaffeeさんの白いスキンカヤックは女性がウットリ〜。
大はしゃぎしたのが子どもたち。
ともかく、「新東京」へ誘うカヌーは展覧会の目玉となりました。
WORKSさんサイト  kaffeeさんサイト

ここで告知!
カヌーを作ってみたい方、興味のある方!

カヌーのイベント『G-Style2008』に参加してみませんか?
初心者歓迎、女性大大大歓迎だそうです!
「WORKS&kaffee」も参加するそうでーす。
募集!『G-Style2008』
マジ、お得なイベントですよ。自炊も楽しそうだ!

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伊藤久美子さんの「東京」は東京タワーの下で咲こうとしている夢。
「このランプ、ブタの革で出来てるんですよ」
こうお話すると「えぇ?」と、ほとんどの方がビックリ!
説明するのが おもしろくってたまりませんでした。
展覧会を最後まで、明るく見守ってくれた伊藤さんの灯りは
18人で作った空間「新東京」の光のようでありました。

         

18名のクリエーターのみなさま。

それぞれの「東京」を展示くださり本当にありがとうございました。
今はもう消えてしまった空間「新東京」ですが、
今後も ずーっと私の心にポッカリと浮かんでいることでしょう。
豊かな時間を過ごさせていただいたこと、そして
かけがえのない空間を魅せていただき
13年暮らした「東京の恵み」を改めて実感することができました。

ひゃっほーい!

5*

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